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麻薬王の名を冠した折りたたみスマホ登場。

折りたたみスマホは気になる。でも Samsung(サムスン)Galaxy FoldもHuawei(ファーウェイ)Mate Xも新しいモトローラのRazrも、高くて手が出せない…。そこで、350ドルで買えるPablo Escobar Fold 1(パブロ・エスコバル・フォールド1)はどうでしょう? なんとパブロ・エスコバルは、日本円でおよそ3万8,200円というお値段なのです。

このFold1は、コロンビアの有名な麻薬王パブロ・エスコバルの兄弟、ロベルト・エスコバルによるアイディアで実現したもの。ちなみにパブロの死は、個人の動物園から逃げ出したカバが繁殖して川で群れをなすという問題も引き起こしています。

全世界で使える

Fold1は、QualcommのCPU、Snapdragon 8シリーズを搭載したAndroid 9搭載スマートフォンとなっており、1600万画素と2000万画素のカメラがふたつ、7.8インチのAMOLEDスクリーンがふたつ、加えて指紋センサーも搭載されています。

公式サイトには、本機はSIMロックフリーで「米国および全世界すべてのネットワークで動作します」と書かれています。ストレージが128GBモデルが350ドル、512GBのモデルは500ドル(約5万4,600円)です。

https://www.youtube.com/watch?v=uWPN2K3YORE&feature=emb_logo

打倒Apple!

こんな端末が登場しただけでもかなり驚きですが、さらに驚きが。EscobarはDIGITAL TRENDSに対して、ライバルはSamsung(サムスン)ではないと話しています。では、誰がライバルなのか。なんとApple(アップル)なのです。

私は多くの人に、「Appleをブっ倒す」と言ってきました。サムスンやその他のスマホは、小売店で何千ドルもします。そこで私は、ネットワークと小売店を減らし、349ドルで折り畳める携帯電話を自分たちで作りました。これこそが、Appleを打ち負かすために我々が取った方法なのです。

さらにEscobarは、2020年1月6日にAppleに300億ドルの集団訴訟を起こす計画があり、訴訟手続きを始めるためだけに100万ドルの現金を自分で使ったと語りました。

壊れにくくセキュリティーも万全

Escobar曰く、このスマホに関してはGalaxy Foldより壊れにくいと言っていますが、それは画面を「壊すのが非常に難しい」ということのよう。つまり「特殊なプラスチックで作られている」からなんですって。サムスン見てますか? プラスチックですよ。特殊プラスチックが、壊れない折りたたみスマホの栄光を掴み取る鍵だったんですよ

また、Fold1はセキュリティーを念頭に作られているとのことです。それはBluetooth経由で政府にアクセスされないような「特殊な保護」機能が採用されており、薄い金属層でできたカバーがRFIDやその他の通信をブロックする構造になっています。

挑発的なプロモ動画

公式サイトを見てみると、結構攻めた端末であることがわかります。宣伝用の端末写真にパブロが壁紙に設定されていたり、プロモ動画では、Fold1を持った高いヒールとゴージャスなランジェリーを身に着けたお姉さんたちが登場します。

別のプロモ動画では、ナレーションで「アップル・ボーイのスティーヴは、かつて宇宙をのぞき見した。彼はそのとき、パブロ・エスコバルが想像を超えた携帯電話を持っているのを見た」という語りと共に本機が登場しています。最高のブランドですよね。

https://www.youtube.com/watch?v=MwFinjEuBc8&feature=emb_logo

ですが最も興味深いのは、Fold1がROYOLEのFlexPaiをリブランドしている点でしょう。スペックを見ても同じなのです。ゼロから独自開発したわけではなかったんですね。

1億画素スマホ「Mi Note 10」が投入か




かねてから日本参入の意思を示していた中国のスマホ大手Xiaomi(シャオミ)。12月9日に日本での参入発表会を行うことを明らかにしました。

Xiaomi Japanの公式Twitterアカウントは2日、「予定していたよりも早く日本の皆様にお会いできることとなり、 大変嬉しく思っています。12月9日のXiaomi日本参入をお楽しみに!! 」と12月9日に東京都でイベントを行うことを示唆する画像を添えて投稿しています。

シャオミは11月、Engadgetの取材に対し、1億画素のカメラを備えたフラッグシップ Mi Note 10を日本に投入する意向を示していました。12月9日にはこのスマホの投入と、日本での戦略を含めた発表が行われるものと予想されます。


これまで出てきた折りたたみスマホとは全く違う方向を向いた高級な製品



2019年はディスプレイが曲げれる「フォルダブル」スタイルのスマートフォンが大きな話題になりましたが、モトローラもこの新しいフォームファクターの製品を投入して存在感を高めようとしています。11月15日に発表された「RAZR」(レイザー)は往年のヒットモデルと同じ名前を付けた復刻モデル。しかし美しいデザインのボディーに最新の機能を搭載した新型RAZRはスペックよりもその外観やギミックに魅了された人をターゲットにした贅沢な製品です。


モトローラの初代RAZR「V3」が登場したのは2004年。携帯電話と言えばプラスチックボディーが当たり前だった時代に、金属素材を採用し薄く折りたためるデザインで大人気となりました。筆者の住んでいる香港では発売と同時に完売、世界中からRAZRを取り寄せ転売する業者も「在庫を入れた瞬間に消えていく」ほどでした。その様相は数年後に世界中で巻き起こったiPhoneフィーバーに匹敵するほどだったのです。初代RAZRは携帯電話という存在を超えた、「片手で持ち運ぶアクセサリ」ともいえるラグジュアリー感を味わえる製品でもあり、人々はそのデザインや質感に次々と魅了されていったのです。


ウィキペディアの「List of best-selling mobile phones」の項を見ればRAZRが売れまくっていた記録が残されています。過去のすべての携帯電話・スマートフォンの販売台数のトップ10を見ると、RAZR V3が10位に入っています。また2004年の販売台数でも堂々の2位。RAZR V3は携帯電話の歴史の中に残る名機なのです


そもそもモトローラは世界初の携帯電話を開発した企業です。当初の携帯電話は縦に長い鉄アレイとも言えるような大型サイズで、中国語圏では「水壺」とも呼ばれました。その大きい携帯電話の小型化を進めていったのもモトローラ。1996年に登場した「StartTAC」は手のひらに乗る小型サイズで折りたたみ式という、当時もっともクールでカッコいい携帯電話としてベストセラーになりました。もちろん日本でも発売され使っていた人もいたでしょう。ちなみにStarTACも1996年の販売台数は2位を記録しています。

話をRAZRに戻しましょう。モトローラは2005年以降もRAZRシリーズを強化させ、通信方式を3Gに対応させたりディスプレイサイズを大きくしたりなど次々とモデルチェンジを繰り返していきました。日本でもドコモから2007年に「M702iG」と「M702iS」の2機種が登場、どちらもiモードに対応していました。しかしその分本体のサイズはやや大きくなっていき、初代RAZRほどのシャープ感が失われていったのも事実です。

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そして2007年に初代「iPhone」が登場すると、携帯電話市場は一気にスマートフォンシフトが進みました。人々は折りたたみできる小型スタイリッシュな携帯電話より、大型ディスプレイを搭載したスマートフォンを選ぶようになっていったのです。

モトローラも「DROID」シリーズでAndoridスマートフォンに参入し、その後薄型化したモデルに再び「RAZR」の名前をつけて市場に投入しました。日本でもKDDIから「MOTOROLA RAZR IS12M」が2012年に発売したこともあります。しかしスマートフォン版RAZRは他社製品と差別化できるほどのデザイン上の特徴は出せず、数機種を出すに留まりました。


10キーを備え小さいディスプレイを搭載した携帯電話なら折りたたみ型、ストレート型という形以外にもキーの形や配列を変えるなど、デザイン設計は自由自在です。例えばモトローラが2002年に発売した「V70」や2008年投入の「AURA」は10キーを隠すカバーが360度回転するギミックを美しいデザインに収めた製品でした。


しかし大型ディスプレイが本体のフロント面を占めるスマートフォンでは、デザインの差別化が難しいところです。モトローラはもはやRAZRの復活は難しいと考えていたでしょう。そこに折りたたみできるディスプレイが実用化されたことで、再びRAZRのような製品を再現できるチャンスが巡ってきたわけです。

フォルダブルディスプレイは折りたたむことでスマートフォンのサイズを約半分にすることができます。すでに発売・発表されているサムスン、ファーウェイ、ロヨラの製品は開くとタブレット、閉じるとスマートフォンという「大型ディスプレイを折りたたむ」デザインになっています。一方RAZRはあくまでも「薄・小・美」にこだわり、普通のスマートフォンを折りたたんでコンパクトに持ち運ぶデザインを採用したのです。すなわち同じフォルダブルタイプのディスプレイを採用しながら、両者の方向性は全く違う方向を向いています。

最新RAZRの価格は1500ユーロ、18万円前後の予定となります。大画面が得られる他社のフィルダブルスマートフォンと違い、RAZRは普通のスマートフォンと大きさは変わりません。しかし使わないときは手のひらを閉じる動きで本体を半部にに折りたたむことができ、そのまま胸ポケットなどへ収納することができます。小型の箱が開くとスマートフォンになる、その動作やギミックは普通のスマートフォンでは味わうことはできません。

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スマートフォンは日常生活には欠かせない必須のツールとなっています。しかしポケットから取り出せばその存在は無視できない大きさであり、WEBやSNSを流れる情報から逃れるすべはありません。しかしRAZRなら必要な時だけ本体を開いて情報にアクセスするというデジタルデトックスも実現できます。

今の時代、お金を出せばスペックの高いスマートフォンはいくらでも買うことができます。一方、この情報化社会の中で自ら情報を断ち切るという行為は贅沢なものです。RAZRが美しく高価なのは、そんな贅沢な体験を得ることのできる唯一無二の製品だからと言えるでしょう。RAZRはスマートフォンとして十分なスペックを誇っていますが、これ以上の「機能」を求める人はRAZRのターゲットユーザーには入っていないのです。世界で最も贅沢なスマートフォン、ぜひ日本でも発売してほしいものです。

フルセグ・おサイフケータイ・防水に対応


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ソフトバンクはLG製のスマホ「LG G8X ThinQ」を12月6日に発売します。同社広報によると、11月21日時点で価格は未定で、税込10万円以下になる見込みです。発売に先立ち、11月29日から予約の受け付けを開始します。

LG G8X ThinQは、外付けディスプレイを搭載した脱着式のケース「LG デュアルスクリーン」が同梱されています。ケースを装着することで2画面スマホとなり、Androidのマルチタスク機能を利用して2つのアプリを同時に起動できます。

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▲LG デュアルスクリーンを装着する様子

ディスプレイは6.4インチのフルHD+(2340×1080ドット)の有機ELで、「LG デュアルスクリーン」の外付けディスプレイも同等の仕様です。

背面に1200万画素と1300万画素(超広角136度)のデュアルカメラを搭載し、インカメラは単眼ですが、画素数は3200万画素と、セルフィー向きな仕様です。

日本仕様としては、フルセグ・ワンセグ・おサイフケータイ(FeliCa)に対応します。また、防水防塵は本体では対応しますが、ケースは非対応です。

SoCはSnapdragon 855を搭載し、6GBのメモリと64GBのストレージを内蔵します。バッテリー容量は4000mAhです。

単体でのサイズは76×160×8.4mm、重さは193g。ケース装着時のサイズは164×166×15.0mm、重さは331gです。カラーはオーロラブラックのみです。

なお、11月22~24日に幕張メッセで開催される「東京コミコン2019」のワーナー ブラザース ジャパンブースで、LG G8X ThinQのタッチ&トライを実施します。

他にも、2020年1月31日までに購入し、2月7日までにLGの専用ページから応募したユーザーに、PayPayボーナス5000円相当をプレゼントするキャンペーンを実施します。

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ワンタップで毛穴まで。

日本進出と噂のXiaomiから、超高画素センサーを積んだスマホ「CC9 Pro」が発表されました。背面は5眼カメラで、そのうちの1つはなんと108MP(1億800万画素)。

それでいて2,799人民元(約4万2000円)からだというのだから驚きです。

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ほかの背面カメラは、光学5倍ズームの5MP望遠カメラ、視野角117度の12MP超広角カメラ、接写に便利な2MPマクロカメラ、そしてポートレートモードをアシストする12MP望遠カメラと盛り盛り。端的いえば、近年の多眼スマホのカメラハードウェアトレンドを全部取り入れた感じですね。ソフトウェア面がどれほど成熟しているかは気になるところ。

そのほかのスペックでいうと、プロセッサーがSnapdragon 730Gでミドルクラス、バッテリーが5,260mAhで特大クラス、RAM・ストレージが6/8GB・128/256GBで普通クラス。3.5mmヘッドホンジャックと画面内指紋センサーも内蔵していて、画面は有機ELで6.47インチと大きめ。全体的にスキの少ない造りですね。

日本でも発売されるかなー?


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